表題:沿岸海洋シンポジウム
「沿岸海洋学における観測研究の最前線Ⅱ~衛星観測」
主催:日本海洋学会沿岸海洋研究会・(水産海洋学会?)
コンビーナー: 石坂丞二(名古屋大学 地球水循環研究センター)
森本昭彦(愛媛大学 沿岸環境科学研究センター)


趣旨
 衛星観測はこれまで主に外洋域で利用されてきた。しかし、今後沿岸域においても、利用が活発化することが期待される。ここでは、まず、最近打ち上げられ たり、打ち上げが予定されている衛星センサーの中で、特に沿岸でも利用が可能そうなセンサーに関して紹介してもらう。また、これらの衛星データを、沿岸の 研究や管理のために、現場観測やモデルと合わせてどう利用していくかに関して語ってもらい、今後進めるべき新しい沿岸海洋学の姿を探りたい。

意義:毎回の海洋学会にあわせて開催させていただいている、沿岸海洋研究会のシンポジウムです。当研究会にとっては、「沿岸海洋研究」の発行と本シンポジ ウムの開催が、主たる活動となっています。最近は参加者が増加し、直近の秋季大会においても、80名にご来場いただきました。今回は春の「沿岸海洋学にお ける観測研究の最前線Ⅰ」に引き続き、衛星リモートセンシングを中心に、現在と将来のセンサーを紹介してもらうと同時に、これらの衛星データを用いて沿岸 の研究・管理にどう生かすかを語ってもらうことによって、今後の衛星海洋学の在り方を考えてみたいと思います。


「沿岸海洋学における観測研究の最前線 Ⅱ~衛星観測」

コンビーナー 石坂丞二・森本昭彦

9:50-10:00  沿岸海洋研究会会長あいさつと、趣旨説明
10:00-10:30 ALSO-2/SAR 磯口 治 (RESTEC)
10:30-11:00 GCOM-C 村上 浩 (JAXA/EORC)
11:00-11:30 沿岸高度計 市川 香(九州大学応用力学研究所)
11:30-12:00 GOCI/GOCI-II 石坂丞二(名大HyARC)・Young-Je Park(KIOST/KOSC)


(昼食・休憩)

13:30-14:00  藻場・富栄養化 寺内元基(NPEC)
14:00-14:30  漁場形成・資源管理 高木信夫 (長崎水試)
14:30-15:00   赤潮被害軽減 宮村和良 (大分水試)

(休憩15分)

15:15-15:45 データ同化 石川洋一(JAMSTEC)
15:45-16:15 水産利用 斉藤克弥(JAFIC)
16:15-16:45 総合討論